メンタルヘルス
自立した生活に向けて
職業生活も含め、自立した生活を送るため、研修生は日々努力されています。
精神疾患により障害された機能、スキルを回復させるべく努力されています。
職業に就くことだけをサポートするのが我々の仕事ではありません。
生活全体をサポートしていきます。
よくピラミッドのモデルがあると思います。例えばこんな風な。
基本的な生活、例えば食べることや寝ることなどが疾患により、あるいは長引くうつ病等によりどうしても障害されることもあります。まずは、その土台をしっかりさせるべく、援助やアドバイスを行なっています。
生活という土台がしっかりしている必要が、職業生活を健康に送り続ける上でとても大切になります。就労にばかり目が向きがちですが、日常生活というベーシックでとても大切なことを疎かにしないようにこころがけなければなりません。
うつ病の急性期は、日常生活もままならないほどの症状が出てくることも知られています。
家から出られないこと、人と話すことその気力すらないこと・・・
休養・療養と服薬はとても大切です。
その上で、ある程度こうした症状を抜け出して生活を安定させる必要がでてきます。
まずは、土台です。その一助となるためリトルプラスでは様々な日常生活におけるトレーニングも兼ね備えています。例えば、クッキングプログラムもそうですし、リラクゼーションプログラムなどもそういう役割があります。
プログラム以外では、職員との面談も大切です。今、日常生活で何に困っているか、不安かどうかなど、いろいろに検討していきます。ただただ話を聞いてもらうことも回復の一助になることがあります。また、同様の病気・症状を持つ研修生との会話や関わりも回復には大事なエッセンスだと考えています。
日常生活を自立し送れること。健康に過ごせるようになること。再発予防。
ただただ就労、職に就くことがゴールではありません。
土台を固め、維持していくスキルを身につけてもらっています。
過去の研修生の言葉にもそれは現れているように思います。
就労の先に、” 健 康 ”という2文字を本人がイメージできるようリトルプラスでは支援していきます。
もちろん、言葉で表すと簡単そうですが、個人個人の状態がありますので、なかなか難しい時もあります。しかし、リトルプラスを利用している人の声をそばで聴きながら、見ながら、一緒になって試行錯誤しています。
生活リズムを取り戻したい、日常生活を整えたいなど、復職したい、再発を予防したいなど、、、こうしたご希望があればお気軽にご相談くださればと思います。
復職セミナーも開催いたしますので、ご興味あればぜひお越しください。
https://little-plus.jp/news/info/2148/