活動・日記
ただ眺めるだけの休日
こんにちは、リトルプラスの青井です。
みなさんはお盆休み、どう過ごされましたか?
私はといえば…特別な予定も立てず、ひとり静かに(数時間だけ)過ごした次第です。なにもしなかったのではなく、素敵な画集を眺めていました、ほんとにめくって眺めるだけ!だけ。
ほんとにめくって眺めるだけ!(だけ!大事なので2回言いました笑)
人からすると何もしていないも同義ですが、画集を眺めまくっていました笑
リトルプラスにはメンタルアートというプログラムもありますが、セルフメンタルアートとでも言いますでしょうか?
画集はモードルイスとジャクソンポロックの2冊。それらを見るだけ。
どちらも中古をオークションで買ったのですが、1冊はイギリスから届きました。(異国の香りを嗅ごうと思いましたが、段ボールのかおりでした・・・)
1冊はモード・ルイス。カナダの画家です。リウマチで体が不自由で、小さな家の中や外に花や動物、身近な風景を明るい色で描き続けたようです。単純化したような絵。映画化されてもいますよ。
で、ニクソンだったかアメリカの大統領も買ったようです。
もう1冊はジャクソン・ポロック。アメリカ抽象表現主義を代表する画家で、絵の具をキャンバスにぶちまけるように!描くスタイルで有名。
めちゃくちゃに見えます。
こういう意味のなさそうな絵も好きです。でもきっと絵、そのものが意味というか、なんといいますか、、ぶちまけて、それが絵だと。。
でも、面白いんです。なので好き。
そんな二人の画家。対照的とも言えますね。
これらの画家の画集を同じタイミングで揃えたのは何か意味があるのでしょうか?笑
でも、とっても癒える時間になりました。
たった数時間ですが、絵を眺めるだけ!だけ!です。
特に、なにも考えず、意味づけも必要なく、眺めるだけ。だけ。
休みに自身をケアしようとか、何か行動せねばとか、そういうふうに思いがちですが、これだけでも人によっては十分にケアなのではないかと思いました。
同時に、好きというのは、とても大切な何かだと思います。
音楽、絵画、アート関連、別にアートやなくても良い。人から、周りから見ると???なことでも、自分の好きに、時間を使えるというのは、実はとっても有効なセルフケアになっているのはないかと。うまく言えてませんけど笑
それと、ポロックの画集を見ていて、ふと考えました。
ああ、これはグレーで、何が正解かはないと。
つまり、ネガティブケイパビリティと。
以前のブログにも紹介しました。
白黒つかないことへの耐えうる力。そういう感じです。
画集を買ったことにより、
セルフケアがいつでもできるようになりました
(これをコーピングといいましょうか)、
と同時に財布も軽くなった
(これをストレッサーと言いましょう)
青井でした。。。
この記事の投稿者
PROFILE

公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi