うつ病に特化した岡山県玉野市の 職場復帰支援 + 再発予防施設

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P.R.N.D.S

P.R.N.D.S

こんばんは。リトルプラス青井です。

P.R.N.D.S

なんだかわかりますか?

車についていますね。オートマの車には表示があると思います。

こんな感じに。

車のパネル
P.R.N.D.S

P.R.N.D.Sそれぞれ、こんな風に使います。

P パーキング 駐車するときに使います。車を動かさず、安全に停めておく。

R リバース バックです。後進するときに使います。

N ニュートラル ギアが入っていない状態。
エンジンはかかっていますが、このポジションでアクセルを踏んでも前にも後ろにも動きません。

D ドライブ これで前進できます。アクセルを強く踏めば加速は強く、緩めれば減速。

S これは車によってはついていませんが、スポーツです。
車が低いギアを選んで積極的に鋭く加速するようになります。

車に乗っている方なら重々ご存知のこのP.R.N.D.S。

改めてP.R.N.D.Sって字にしてみると、わからないものですね・・・なんのことだか。

で、何が言いたかったかというと、、、

このP.R.N.D.Sの使い分けは、うつ病から復帰する際にも、復帰後にも、そして職業生活を続ける上でもとても大切なイメージではないかということです。
あくまでイメージですが。

パーキング。睡眠などをイメージできそうです。安全に寝て、次のエンジン始動に備えること。

リバース。後戻りすることも、仕事ではときにあります。プライベートでもそうでしょう。

ニュートラル。ストレス管理とか日々の生活管理(服薬や通院も含まれると思います)というイメージでしょうか。生活しているけれども、前にも後ろにもいっていない。しかし、エンジンを休ませるには大切なこと。

ドライブ。仕事モードのポジション。オンオフのオンというイメージですね。このときにアクセルを踏みすぎるあるいは踏み続けると、燃費が悪くなります。車に積んだガソリンは有限です。

スポーツ。上述した通り、燃費に気をつけましょう。仕事でアクセルを踏みすぎるとしんどくなります。

自分という車を運転する以上、安全に運転しなければなりません。
過去あった事故や不注意などを参考にしながら、学びながら運転しなければなりません。
自分という車に例えると、「今日はスポーツモードにしすぎたかな」とか「日々のストレス管理をしよう。ストレス発散しよう」とか「ときには後退することも必要だよね」とか「燃費が悪いかも」とかそんな風に自身を、自分という車をモニターしながら走らねばならないように思います。

仕事を、生活を、安全に走らせる。
精神的健康に注意しながら、走らせる。

これは何も不健康という理由だけに限定されません。
いくら健康でも、常に走り続けることは不可能です。
適宜休ませたり、振り返ったり、後退したり。そういうことが必要になります。
もちろん、精神的健康をうつ病などで害している方はもちろんより注意深くなるのも当然でしょう。

うつ病から復職・再就職をするにあたっては、自身が今どのような状態にあるのかモニターする必要があると思います。
モニターする力をつけておく必要があります。

もちろん、過去の振り返りもときには必要になります。
「あの頃はオーバーワークで誰にもヘルプを出せなかった」とか「日々、人間関係で疲れていた」とか。そういう振り返りから見えてくる課題もあります。

今の自分がどのポジションにあるのか。

P.R.N.D.Sのどこにいるのか。

次に選ぶのは何が最適なのか。

自分にとっての省燃費とはなにか。

ガソリンをどれくらい使っているのか。

どんな障害があっても、復職や再就職に向けて、こうしたことをここリワークリトルプラスで皆さん学ばれています。

もちろん、これだけではないのは、言わずもがなです。
リトルプラスには、たくさんの貴重な体験があります。

体育館に集まる研修生
P.R.N.D.S@うつ病リワークリトルプラス

うつ病からの復職支援。
再就職支援。
生活の支援。
再発予防。
そういう場所、リトルプラス。

今日も多くの方々にご利用いただいています。

リトルプラスTシャツをきた研修生

この記事の投稿者

PROFILE

#うつ病%20#リワーク%20#リトルプラス #スタッフ

公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士

青井 洸

Kou Aoi