活動・日記
感謝されるということ
リトルプラス青井です。
先日、リトルプラスでデイサービス楓さんとのコラボ企画を実施しました。
デイでは高齢者の方々が様々なリハビリに取り組まれています。
その一環でDS夏祭りが企画されました。
そこに、我々リトルプラスも参加し少しお手伝いを。毎年続けています。
研修生有志と職員で参加します。
うつ病になると、症状から会社を休んだり、家でひとり療養したり、、
それ以上に日常生活に様々な形で影響が出てきます。
日常生活がままならないこともあります。
そうした中で、普段通り健康な日常であれば享受できるかもしれない感謝というものが少なく、あるいは無くなってきます。
感謝されることが少なくなるのです。
そうした機会が少なくなるのです。
会社では、業績を上げれば感謝されるかもしれません。家庭で何かを手伝えば感謝されるかもしれません。社会に何か貢献すればどのような形かで感謝されることもあるかもしれません。
そうした機会は意外と多くあるのではないかと、私自身は感じています。
うつ病になると、これが変わる。
感謝されることが少なく、あるいは無くなってしまう。
人間誰しも感謝されるという経験は嬉しいものです。
認められることと言えるかもしれません。
そうした体験が社会復帰を目指す回復期には必要なのではないでしょうか?
「自分もまだやれるかも・・・」そんな風に思えるかもしれません。
実際に研修生の声や復職者の声には、そうした効果を読み取れるように思います。
デイサービスの利用者からはたくさんの拍手、感謝の言葉、そして笑顔をいただきました。
もちろん、デイサービスの職員からも拍手、感謝の言葉、笑顔が。ありがとう!と。
そういうところを見ていると自然とこちらも笑顔になれるんですね。
感謝のインセンティブとでもいいましょうか??
コラボ企画終了後、「楽しんでもらえてとても良かった」という声も結構聞かれました。
こうした機会がリトルプラスにはたくさんあります。
もちろん研修生同士の感謝も多くあります。プログラム内外問わず。感謝したり感謝されたり。
感謝。
簡単な言葉ですが、人を元気にしたり勇気付けたりする日常使いできるステキな言葉じゃないでしょうか。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi