プログラム
「農」のあるうつ病リワーク
うつ病リワークリトルプラス青井です。
うつ病からの復職、あるいは再就職に必要なことはなんでしょうか?
そして、再発予防に必要なことはなんでしょうか?
これをやっとけば大丈夫!こうすれば絶対に大丈夫。確実。この薬を飲めば職場復帰ができる。
そのような確実性のある絶対100%のことはありません。
それは、うつ病が人により経過が違うこと、症状が違うこと、職場の環境や生育歴、人格や物の見方諸々が人それぞれであるからではないかと思います。
復職に必要なこと。
それは、十分なレストであり、休職に至った振り返りと対策であり、職場の環境調整とブリッジングであり・・・
必要なことは、それこそ個人個人で違うのですが、大きな括りで話すと、「復職準備性の向上」です。
今日のリトルプラスのプログラムはAM:コンサルタイムでPM:ディベートでした。
これも準備性の向上に必要なエッセンスが詰まっています。
日本において、リワーク施設はまだまだ数少ないのが現状です。
そして、農、つまり農業体験のあるリワークは限られています。
農を通じて復職準備性を向上させることは、一見すると繋がりが無いように見えます。
しかし、そこには、重要な要素が含まれています。
要素は、これからのKOMU PROJECTの報告で明らかになってくるでしょう。
我々の考える重要な要素を研修生が体現してくれると考えています。
田舎にあるリワークだからこそできることがあると考えています。
都会だからこそできることもあると思います。
田舎だからこそできる貴重な体験。海と山に囲まれた自然豊かな場所だからこそできること。
きっとあると思います。
プロジェクト遂行を、一生懸命に積極性を持って取り組む研修生の横顔がそれを物語っています。
さて、長くなりましたが、今日お伝えしたかったこと。
「土が来たよ!」
こんな風に。
堆肥を6トン持って来てもらいました。浅野産業さん、どうもありがとうございます!
写真は2トン持って来てもらったところです。どうです?
どうです?と言われても????ですよね。
私は感動しましたよ。
畑にとって最重要な要素。土。
これが作物を育てるのですから。
そして、研修生の育ちになるのですから。
研修生もこれを見学し、土がドカっ〜!!ともられた瞬間、歓声が!
現地の視察を終えて、研修生有志で集まり、プロジェクト会議を行ないました。
4回目になります。
色々なことを検討せねばなりません。
課題は山積みです。それこそ、山積みです。
詳細なタイスケから備品や費用、広報などなどについて。
これからが大変ですよ〜!ほんと。
初めてのことって、大変。だけど、だからこそ楽しいのかもしれませんね。
ちなみに、4ヶ月前には荒れ果てていたとのブログがあります。
さ、今日は堆肥の夢でも見ながら寝るとしましょう。
最後に、「私、青井が嬉しさのあまり連射してしまった堆肥搬入の様子」と、「それを眺める研修生たちの様子」をお届けします。
みなの笑顔がキラキラとしています!
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi