プログラム
チューニング
こんばんは。
リトルプラス青井です。
今日のリワークプログラムは、園芸療法(こういう自然に触れられる環境ってありがたいですね)、擬似職場負荷トレーニング、脳トレでした。
園芸療法は、次に植えるものについてたくさんの仲間と協議。概ね決まったようです。
しかし、問題は、いのししですが・・・
擬似職場負荷トレーニングは前回の大きなイベントの振り返りと、新しいテーマについての会議でした。
本当に、職場さながらの雰囲気となっています。
職場復帰を見据えたいい負荷になっているようです。
脳トレは、その名の通りですが、一人で行うもの、みんなで行うもの、多種多様なメニューです。
こうした、リワークプログラムを経て、いろいろなものを積み重ね、職場復帰と再就職を目指します。それは、楽器のチューニングに似ているかもしれません。
音色を奏でるために、再び奏でるために、チューニングすること。
弦が狂っていると、いい音はでない。
それもたくさんの弦がすべて揃ってチューニングされて、初めていい音が出る。
メンタルヘルス(精神的健康)という観点でいうと、たくさんの弦があるように思います。
体力、抑うつ気分を含む気分状態、睡眠、行動・活動量、コミュニケーション、認知・・・などなど。
いろいろな弦がチューニングされ、初めて社会、職場という場にたてる。
そういう意味では、みなチューニングに苦労しながらも、自分という楽器にフィットしたチューニングを行っているわけです。
睡眠ひとつとっても、これがなかなか難しい。抑鬱状態にあればなおさらです。
しかし、専門職や同じことで困っている研修生らと相談し、計画を立てて、実行して、どうだったかを振りかえり、再度いいところ、落とし所を探す。
この繰り返しで自分の思う音色が出てくるのだと思います。
時には、弦が切れることもあるかもしれません。
張り替える方法すらわからないかもしれません。
そういう時に、リワークが役に立つように思います。
リワークだけではなく、信頼できる医師、家族、関係者が役立つことは言うまでもありません。
チューニングする方法はみなそれぞれです。
自分が行うチューニングが一番しっくりくるかもしれません。
しかし、分からなくなったら、どうぞご相談ください。
お手伝いします。弦を適切にチューニングするお手伝いをします。
抽象的ではありますが、いま多くの方が取り組んでいるリトルプラスのリワークプログラムは、そんな意味合いも見いだせるように思います。
と、話は変わりますが、大きく変わりますが、レモン成長中です。
手塩にかけたレモン。
3個、成長しています。
収穫が楽しみですね!
ビフォアーアフターをご覧ください。
またまた話は変わりますが、リトルプラスを推薦してくれる医師は多くいるのですが、そのお一人の先生から推薦文をいただきました。こちらです。
こころと体、ともに大切ですが、地域のかかりつけ医、専門医としての視点で書いていただいています。ぜひご一読ください。
これからも、うつ病で困っているみなさんのためになれるよう頑張って参ります。
今後の展開にご期待ください。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi