プログラム
社会心理学を使って
リトルプラス青井です。
社会心理学を使い、来週末に開催される「生きるを支えるフォーラム」で登壇してお話しする予定です。
生きるを支えるフォーラムについてはこちらから。
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/24008.htm
社会心理学と聞くととても難しい学問のようなイメージが湧きます。
ある書籍には、こんな風にあります。
「社会心理学が研究の対象とするのは、まさに私たちの日常生活や暮らしの中に生きる人間である。生活や暮らしと一番密接な関係がある学問を研究しているものにとって、その中身が世間的に認知されていないというのは実に悲しいことである。人間関係も確かに社会心理学の主要な領域だが、社会心理学のカバーしている領域はもう少し広い。それは、一人一人の個人行動のレベルから、人間関係も含む二者の対人関係、小集団のレベルを経て、大衆現象や社会現象と呼ばれるマクロなレベルまでの広がりがある」
引用:現代心理学シリーズ9 社会心理学 藤原武弘編
やはり難しい気がしますが、今回のフォーラムは「つながり」というキーワードもあり、少しだけ臨床心理学的な視点も織り込み登壇したいと思います。
さて、社会といえばリトルプラスも小さな社会と考えることもできます。ここではみんな協力し合いながら、生活リズムの安定や復職や再就職へのトレーニングを行なっています。
写真とともに紹介したいと思います。
まずはプレジョブというプログラムです。
90分を4セッション行い、集団での協力やそのほか様々なことをを学びます。学び合います。
キャリアデザインサポートプログラムも実施しています。
自身のキャリアの振り返りや見直し、今後についても話し合いながら深めていきます。
擬似職場負トレーニングもずっと続けているプログラムです。
職場を模した環境において自身のスキルアップを図ります。
人によってはわりと負荷のかかるプログラムですが、選択しながら取り組むことができます。
また、ファシリテーション講座というのもあります。
これは会議等でのファシリテーター的な役割を担うだろう人のためのプログラムといえます。
もちろん、そうではない方も選択されています。
集団での心の動き、集団における協議・話し合いを促進することやコンセンサスを得るための方法論などを各種ツールを用いながら学び取りスキルップしていきます。
なかなか難解な課題が多いのですが、復職・再就職後の役にたつだろうプログラムのひとつです。
みんなでたのしみながら進めています。
少しリトルプラスのリワークプログラムのご紹介をしてみました。
プログラム外での取り組みも行われています。
こちらはまた別の機会にご紹介できればと思います。
番外編??として、ここからワークス無天茶坊さんとの共同PJTの写真も・・・
職員、真剣です!
いいなあ、この台湾の服・・・着心地は抜群です。
ぜひみなさまもいかがでしょうか。無天茶坊の物販エリアにあります。
(無天茶坊HP:https://muten.cccworks.net)
さて、明日は先日行われた6時間リレーマラソンの慰労会が行われます。また、就労の定着のためのリトルプラスNEXTも実施されます。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi