プログラム
ひとりじゃない@リトルプラス
こんばんは。うつ病リワークリトルプラスです。
「一人じゃない」と気付けること、一人じゃできないこと・・・そんな体験がリトルプラスにはあります。
うつ病からの回復は一人ではできないように思います。主治医であったり、薬剤師だったり、心理士や看護師だったり。もちろん家族がいれば家族もそうかもしれません。プラスしてリトルプラスという場所もあります。うつ病からの復職や再就職を目指す方がリトルプラスにはいます。
使っている方から「利用してよかったこと」としてよく聞くのが、「同じ疾患を抱えている仲間と出会えたこと」というのがあります。例えば、こんな声です。
私は、うつ病になり3ヶ月の入院後、病院のデイケアで約10ヶ月、認知行動療法やアサーショントレーニング、SSTといったプログラムを受けることで、社会復帰に向けた治療を進めていました。
しかし、デイケアから職場までの間がぽっかりと空いている気がして不安に感じていました。
そこでふと、以前相談に乗ってもらった方に、リトルプラスという施設があることを教えてもらったことを思い出したので、見学をしてみることにしました。
リトルプラスは、「おばあちゃんの家?」と思えるようなアットホームな佇まいで、私をほっとさせてくれました。
そして、活動されているスタッフの方も利用者の方もとても温かく迎えてくださり、緊張の糸はすぐに解かれました。リトルプラスの活動内容は、デイケアで学んだことと重なる点もありますが少し高度であったり、より職場復帰を視野に入れたプログラムがあったりするので、私が感じていたデイケアと職場との間に空いている空間を埋めてくれる場だと感じました。
今は、似た悩みや症状をもちつつも回復に向けて活動している優しい仲間達と共に、悩みを共有したり雑談をして大笑いしたりしながら、安心できる環境で治療を進めることができています。
ここで、生活リズムを整えたりより無理なく生活できる考え方を身につけたりすることで、身体的・精神的な土台をしっかりしたものに作り直し、社会復帰したいと考え日々通っています。
40代 男性
リトルプラスへ通所しはじめてから約3カ月経過しました。
私は、リトルプラスへ通い、様々なプログラムへの参加、仲間との触れ合いを通じて、復職への意欲がどんどん湧いてきました!
通所したての頃は、週3日の午前中だけの通所でしたが、現在は毎日終日プログラムへ参加しています。
加えて、自分に負荷を与える目的で残業(放課後)も作業することもあります。今ではリトルプラスの空気感にも慣れ、研修生の皆さんとも仲良くお話できるようになりました。
もちろん一人の時間も大切にしながらON/OFFの切り替え、ほどほどのアクセル開度で過ごしています。(過ごせるようになりました、の方が正直な気持ちです)認知行動療法、アンガーマネジメント、ストレスマネジメント、WRAP、リラクゼーション等々のプログラムがあり、自分のクセや、リラックスの重要性などしみじみ感じています。
プログラムを通じて、自分の変化に気付いたものを一部ご紹介します。
①認知の歪みの柔軟化
過去の辛かった経験をもう一度頭の中でイメージしてみると、以前より腹立たしくないと感じる自分に気付きました。
②セルフモニタリング、セルフマネジメント
通所しはじめの頃は、体調の変動が大きく、自分の心身の取扱いすら上手くできませんでした。
現在は、体調の変動をある程度小さく安定させることができるようになりました。
また、自分の危険サイン(体調悪化の前兆)も外在化し、対処法も予め考えておくことで、自分自身を大切に扱うことができるようになってきました。
リトルプラスのスタッフは全員フレッシュで、いつも明るい空気に包まれています。
研修生一人ひとりに担当スタッフが就き、目標立案、成果確認、悩み相談など親身になって聞いてくれます。
主治医は主治医で大切ですが、リトルプラスのスタッフは、一日中研修生の様子を肌身で感じてくれているので、自分自身が気づいていない事まで教えてくださり、驚くこともあります。
復職後、再就職後のサポートについても安心できると感じています。
復職後に会社⇔リトルプラス⇒自分で共有できる「復職サポートブック(自分取扱説明書)」をスタッフ、研修生共同で作成しました。
卒業したら終わりではないんです、卒業後もリトルプラスは私たちに寄り添って応援してくれるんです!
週末にはリトルプラスNEXTという卒業生の集う場もあり、いつまでも仲間でいられる安心感があります。
私は、もう少しで卒業するタイミングとなりますが、もう少しリトルプラスで大切な時間を過ごしていきたいと思います。
30代 男性
一人じゃないんだと気づいたり体験できたりすること、これは回復にとても大切なことなんだと思います。
12月のプログラムは以下のようになっています。
一人じゃないこと。ここリトルプラスに多くの機会が待っています。
2017年12月も学びの機会、回復のきっかけを多く作っています。
集団認知行動療法(CBGT)やIMR(詳しくはスタッフブログをご覧ください)なども新クールが開始され、回復に役立ててもらっています。
2017年12月のリトルプラス・リワークプログラムを掲載します。
さて、先日リトルプラスでプレ大掃除が行われました。
普段使う施設の掃除。いろいろなところをピカピカにするのは、本当に気持ちがいいものです。みなで力を合わせながら取り組みました。
みんなでやると早い早い。各自が役割を持って、協働しながら大掃除。
こうしてピカピカになった場所で、再び仕事に就くためのプログラムを受講するのは、気持ちがいいものです。
「一人じゃない。」がここリトルプラスにはあります。
うつ病リワークリトルプラスでは、うつ病からの復職・再就職を目指すために、厳選したプログラムを提供しています。ご自身のペースで通所を開始できます。
なお、うつ病以外の疾患についてはご相談ください。
ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。Q&Aも御覧ください。
Little Plus(リトルプラス)は岡山県で民間初となる、うつ病に特化した職場復帰支援(リワーク)サービスです。 (リワークとはうつ病などの精神障害で休職中または離職している方を対象とした職場復帰のための取り組みです)
LittlePlusでは、多彩かつ専門的プログラムにより、利用者様の職場復帰と再発防止をお手伝いします。
小さなプラスの提供で、あなたに大きなプラスを届けたい。
私たちLittlePlusの願いです。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi