時代が進むにつれて、終身雇用制の崩壊や働き方なども多様に変化しています。

その背景もあり、現代はストレス社会ともいわれ、働いている方々の６割は仕事に対してストレスを抱えているという現状があります。

私はそのような現状の中で、就労支援などを通じて仕事に携わる方々へ心理専門職として出来ることを探し続けているのですが、リトルプラスはまさにそれを体現している場所だと思いました。

リトルプラスは、専門職が多数在籍し、ストレスへの対処法から認知行動療法的なアプローチ、対人関係のプログラムなど質の高いプログラムが揃っているのが印象的でした。

「困っている方のため、人のために」という部分を大事にして、まずはうつ病などつらい思いをされている人たちが元気になれるようにまずは休める環境を整えています。

臨床の長年の研究としてうつ病など精神障害になってしまった方々にとってまず大事になってくるのは環境だと言われています。

私も一度リトルプラスに見学に行ったのですが、リトルプラスは岡山県の玉野市の自然溢れる場所にあり、木や花に囲まれ、瀬戸内海を一望できます。

海や自然を見るだけでストレス解消になるという研究結果もあるので、リトルプラスという場所はゆっくり休んで、元気になるためにはとても良い場所だと感じました。

リトルプラスは心の専門家たちによる連携で、利用者の方1人1人の状態や様子を見て、復職・再就職するための支援を考えています。

うつ病などで休職されている方の中には、自己嫌悪に至ってしまったり、早く仕事をしないといけないと焦ることもあると思います。

そのような中で、本人たちの思いを受け止めて尊重しつつ、一緒に歩いてくれるリトルプラスの専門職員の存在は何より心強いと感じました。

また、リトルプラスは企業に対するメンタルヘルス事業Weieeなど働く人々が生き生きと働くための企業支援をしていることも魅力の一つであると感じました。

私自身、働く人たちのメンタル面からの支援についての研究もしているのですが、予防することがかなり大事だと感じています。

現代では、働き方改革などで働き方なども変化しており、昔に比べるとかなり働く環境は改善されているようには思います。

ただ、それでも仕事によって精神障害になってしまった人数は年々増え続けています。

働いている方々にとって、自分がうつ病などになってしまうことはあまり考えないでしょう。それもそのはずです。

うつ病になってしまった方々のほとんどは自分がうつ病になると思わなかったと答えています。だからこそ知ってもらいたいことは、「うつ病などの病気は誰にでも起こりえる可能性がある」ということです。

そういった現状に向き合い、働く人々が健康に働き続けられるように企業に対しても支援していることはリトルプラスの大きな魅力だと思います。

頑張りすぎて力を使い果たしてしまった方たちにとって新しく前へ進もうとすることは、非常に力がいることだと思います。

だからこそ、1度リトルプラスを見てはいかがでしょうか。

今まで頑張ってきたからこそ、1度立ち止まり自分を見つめなおして再就職に備える時間があって良いと思います。

リトルプラスなら安心してそういった時間を過ごせるのではないでしょうか。

最後になりましたが、みなさまの人生がより豊かになることを祈っております。