『リトルプラスの軌跡』

私がリトルプラスに入って約１年６ヶ月が経ちました。
今回、就活を無事終えて、新しい仕事に就く事ができたことをほっとしています。

ここに至るまでには紆余曲折がありました。

障害をクローズドにした働き方か、オープンにした働き方か、どちらにするか。
自分だけでは決められない要素がたくさんありました。
親の意見、医師の意見、周囲の意見。

決め手は障害者職業センターの職業適性検査でした。
検査内容は普通でしたが、自分の病歴を考慮してのオープンの就労の可能性。
ここの意見がなければ、手帳を取得することはなかったでしょう。

この人生の岐路のきっかけは、リトルプラスでの他の研修生の方の体験談でした。
そういう生き方もあるのか、と良い刺激をもらいました。

自分がどうしたいのか。

この自分の心の声に耳をきちんと傾けられるようになるまでが長かったです。
考えなければいけないことが山のようにあり、うんざりする時もありました。
自分が前進しているのか、後退しているのかも分らないこともありました。

しかし、こうして1つの到達点に来れて、私は満足しています。

それもこれも、自分だけではできないことでした。
本当に色んな人にお世話になりました。
スタッフの方、研修生の方、主治医、ハローワークの方、職業センターの方、新しい職場の方、家族。

数えればきりがありません。

本当にたくさんの方に支えてもらって、今の私はあります。

この就職はゴールではなく、新たなスタートであるのは誰の目から見ても明らかです。

しかし、スタートを迎えただけでも、私はうれしいです。
それも、色んな人の支援を受けながらスタートできるのは、心強いです。

これからも色んな困難があり、そして私は悩むでしょう。

でも、1人で悩むことはなくなったのです。

それだけでも、十分です。

そのきっかけを作ってくれたリトルプラスには本当に感謝しています。

自分の心の声に耳を傾ける体験がしたい方、リトルプラスに来てみてはいかがですか？