40代 男性
重かった未来への扉の鍵、失くしていた鍵を一緒にリトルプラスで作りましょう。
リトルプラスに来させていただくようになり、早1年が経とうとしています。はじめは、プログラムをこなしたり、他の研修生の方と話をするだけで一生懸命でした。通うだけで疲れ果てていたのを思い出します。
リトルプラスに繋がる以前、うつの症状がひどいときは、外出どころか布団からも出られず、日中もしんどくて寝るばかり。起き上がるのは、食事とトイレに起き上がるのが精一杯でした。
そういった状態が数年続き、薬のおかげか少しは外界に目を向けられるようになった頃、ネットで玉野にうつ専門の社会復帰施設があることを知りました。そして、藁をも掴む思いで、見学に行ったのです。
うつを治したい、また社会復帰したい、その一心でした。あれから、1年。時々、調子を崩すときもありましたが、参加できる日々が続いています。他の研修生の人と話したり、プログラムという負荷をかけることで、心地いい疲労感に包まれます。
また、自分の抱える問題というのも浮き彫りになってきました。リトルプラスに通っているからこそ、わかってきた自分という存在。今は、その課題を克服するため、日々努力しています。自分は1人では生きていけない、人として生まれたからには、やはり人の中でしか生きていけないのです。その訓練をする場が、ここリトルプラスにはあります。
外に出るのは、しんどかったり、緊張したり、億劫だったり、不安だったりするかもしれません。しかし、うつの状態が底をつき、ある程度回復過程にあると感じたなら、一度リトルプラスに見学に来られることをお勧めします。雰囲気やその空気感を感じてみてください。重かった未来への扉の鍵、失くしていた鍵を一緒にリトルプラスで作りましょう。