50代 男性
少し前向きになれた気がします
私は、双極性感情障害です。30代後半に前々職でこの病気を発症し、復職叶わず故郷にもどって実家で療養後、再就職したのですが、50歳手前で家族の不幸や、会社の移転や人間関係により再発しました。
1年弱の休養を会社からいただいたのですが、かかりつけの精神科の先生から、今の就業環境ではまた同じことの繰り返しになるだろうとのことで、退職を決めました。その報告を先生に行ったところ、職場復帰支援施設へ通うことを勧められました。
県内のいくつかの施設を紹介していただき、電話で簡単な問い合わせの後、実際に施設に訪問し、各施設の担当の方へ自分の状態と施設でどう治療等を行っていただけるのかの概略をお聞きし、最終的にリトルプラスを選びました。
リトルプラスはうつ専門の施設ということもあり、施設に通う方も私とおなじうつ病に立ち向かっている人やうまく病気とつきあっている人がいて、会話があるというのがとても新鮮でした。そういった方々とのとりとめのない会話を交わすだけで、気持ちが軽くなります。また病気についても、共感していただいたり、アドバイスをもらったりで、一日おきだった出所も今は毎日になり、少しづつ自信が戻ってきている感じがします。
かかりつけの先生からのきっかけがありましたが、ホームページを見たり、電話をかけたり、パンフレットを読んだりといった行為のひとつひとつが、私が病気とつきあう旅の第一歩になったのだと思います。
今、私には、ちょっとづつ行くべき先が見えてきた気がします。