メンタルヘルス
うつ病、自分で気付く変化
うつ病リワークLittle Plus 青井です。
うつ病から復職するためには、様々な困難を乗り越える必要があると考えています。
抑うつ気分の改善、体力の回復・維持・増進、集中力や思考力の回復、日中の眠気、職場におけるコミュニケーション能力の向上などなど。
うつ病にはサインがあると言われています。
以下のことが当てはまったからうつ病であるということではありません。
元気がないという経験は誰にでもあるはずです。
大事なのは、こうしたサインに気づき、仕事や日常生活になんらかの支障が出て来ているのであれば、専門医に相談してみることです。
早期発見、早期治療は何もうつ病に限ったことではありませんが、レントゲンに写らない病だからこそ、自らが早めに気付くことが肝要です。
また、自分で気付く変化以外にも、周囲が気付く変化というのもありますので、またどこかでご紹介したいと思います。
職場では管理職(ライン)が知っておかねばならない部下の変化もありますね。
「厚生労働省:うつ対策推進方策マニュアル〜都道府県・市町村職員のために〜」から以下、抜粋します。
うつ病のサイン~自分で気づく変化
もし、以下の項目に当てはまると気づき、仕事や日常生活に支障が出てくるようであれば、うつ病の可能性があります。
早めに産業医・保健師、専門医に相談しましょう。1.悲しい、憂鬱な気分、沈んだ気分
2.何事にも興味がわかず、楽しくない
3.疲れやすく、元気がない(だるい)
4.気力、意欲、集中力の低下を自覚(億劫、何もする気がしない)
5.寝つきが悪くて、朝早く目が覚める
6.食欲がなくなる
7.人に会いたくなくなる
8.夕方より朝方の方が気分、体調が悪い
9.心配ごとが頭から離れず、考えが堂々めぐりする
10.失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
11.自分を責め、自分は価値がないと感じる
うつ病リワークLittle Plusでは、岡山県で民間初となるうつ病に特化した職場復帰支援を行なっています。
見学体験、相談などお気軽にお問い合わせください。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi