活動・日記
会社と社会に戻るということ
【会社に戻ること】【社会に戻ること】そして【笑顔が戻ること】
その意味を再認した一日。
先日、1ヶ月前に卒業した研修生、つまり休職から復職に至った方がリトルプラスに近況報告に来てくれました。
突然でびっくり!本当にビックリしました。
多目的室に行くと、いらっしゃるんですもん!
他の研修生と楽しそうに談笑している…
本人曰く「いやあ、スタッフルームが閉まってたんで悪いかなーと思って」とニコニコ。
そんな心優しいナイスガイなんです。
近況を報告しに来てくれるっていうのが心から嬉しいことです。
会社での復職プログラムも順調にこなしている様子で、スタッフ一同安心しました。
1ヶ月しか経っていないのに、表情はこざっぱりとしていて、順調な様子が窺えます。
いい表情というのが何よりの我々の原動力です。
多少のしんどさはあったものの、うまく仕事をこなされています。
これが、一人で復職を目指すとどうだったかと考えると、それはやはり心細いのではないでしょうか。
疲れたときにちょっと寄れる場所がある。
語らえる仲間がいる。
ここにしか居ない専任スタッフがいる。
アドバイスをもらえる。一緒に悩める。
飾らない自分を、演じない自分を、ここでなら出せる。
そんな理想的な場所であることが我々の願いであります。
一人の研修生が会社に戻ること。社会に、生活に戻ること。
我々にとって、これほど大きな出来事はありません。
ただでさえ、労働力人口は減少しています。
同時にうつ病は減っていません。
この大きな問題・課題を、我々は真っ正面から直視し、そして行動していきます。
我々Little Plusのゴールは、研修生が見つけてくれ、示してくれるものであると思います。
今日は、あの笑顔で私自身が癒された、そんな一日でした。
よってくれた研修生さん、また来てください!
Little Plusを利用して復職された方々の声はこちらに掲載しています。ご覧下さい。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi