プログラム
グッド・タイム・ミュージック
日に日に暑くなってきました。
汗ばむ陽気についに梅雨入り、天然パーマには辛い季節となってきました…。
雨が続く日を憂いて、少々気が滅入りつつある浅井です。
土曜日はリトルプラスと隣のデイサービス楓とのコラボプログラムでした。
音楽で世界は変わらないかもしれないけれど、人の意識は変わるんだという実例を垣間見た気がします。
講師はいつも来ていただいている植田章敬さん。
今回もコラボ話を持ちかけると楽しそうだねと、快くOKを頂きました。
朝来所されるといつもと違う見たことのない人が居て、何か大掛かりな準備をしているぞとざわつく高齢者達。
怪訝そうな顔をしている方も居ましたが、音出しを始めた瞬間にパッと表情は一変、音出しなのに聴き入っておられました。
さて、いざ本番!
世代的に果たして高齢者たちに受け入れられるのか?と、一抹の不安がありました。が、杞憂に過ぎませんでした!
もうリトルプラスの研修生よりもノリノリ!
拳を上げて”イエーイ!!”と言うおばあちゃんまで!ロックです…笑
(その内”イエー!ロケンロールベイベー!!”とでも言い出すのではないかと思っていました)
勿論研修生も染み染みと聴き入っておりました。
中には自身の事を叱咤激励されたと涙する研修生も(すっかり植田ファンとなってしまい定期ライブにも顔を出すように!)
”叱る人” ”サンシャイン”が本当に沁み入るようです。
カバー曲も”明日があるさ”と”ふるさと”、そして”雨のち晴レルヤ”どれも高齢者にも若い人にも分かる曲でした。
介護・高齢者福祉の施設で生演奏や合唱をすることで老後のQOL(人生の質)を向上させるのに役立つ。
音楽療法って本当に効果があるんだなと感じました。
スタッフの長尾さんもピアニカやトランペットでコラボをほぼ即興で合わせており、本当に素晴らしい土曜日の午前となりました。
表題は僕と植田さんがよく一緒にライブ等をしていた時の曲、幻の音源に一曲だけ入っている。定期的に聴きたくなる一曲です。
リトルプラス 浅井 吾郎