うつ病に特化した岡山県玉野市の 職場復帰支援 + 再発予防施設

ご利用者様の声

20代 女性

リトルプラスへ通って良かったと思っています。

私が、ここに通い始めたきっかけは自宅のインターネットで「うつ病、岡山、治す」と検索してリトルプラスのページが出てそれを読んだことでした。

休職してから、二週間ぐらいは不安と焦りでいっぱいでこんな状態が続くなら、死んだ方がましだと思っていました。
とにかく、起きているときはマイナス思考がずっと続いていて、それがうっとうしくて寝るばかりしていました。
このままではいけないと思い、外出するように心がけるのですが、冬場なので寒かったというのもあり本屋や図書館しか行くところが見つかりませんでした。
近所のツタヤやスーパーに行っても良かったのですが、店員さんに「また、あの人が来ている。こんな時間に仕事もしないで何をやっているんだろう。」と思われているのではないか、ということも考えてしまいなかなか行くことができませんでした。

リトルプラスに来所する前に、一度だけ会社の産業医や保健師そして上司との面談がありました。
日常生活のリズムを取り戻すために、勤務時間までに通勤練習をしてみたり外を散歩してみたり図書館に行ってみたり、就業時間は自分にストレスをかけるようにしましょうという話になりました。
そうはいっても、通勤時間に会社の方向へ出向くとなるとどこで誰が見ているかわかりませんし、散歩も実行してみましたが寒さに耐えられず一日で断念してしまいました。

図書館通いもやってみましたが、自分はうつ状態であまり体調が良いときではなかったため、自分を苦しめてしまうような情報ばかりを集めてしまったため、図書館に行くとしんどくなるという結果になりました。

会社からは、「行動記録表」というものの提出を求められていたため、一日を振り返ってみるたびに“寝てばかりでダメな自分”と思ってしまいどんどんと自信を失っていきました。

自分一人ではもうどうにもならない、誰かの助けが欲しいと思っていると、リトルプラスとの出会いがありました。

思い切ってリトルプラスにメールで問い合わせてみると、返事が届き、実際に見学に行って話を聞いてみた方が早いと思って、車で一時間ちょっとで近いとは言えませんが行ってみることにしました。
行ってみると、とても自然の多いところでのどかな場所でした。
施設長から説明を聞き、施設内を見学させてもらいました。
施設を利用しているメンバーの人も笑顔で話かけてくれ、とてもほっとしました。
わたしは、ここのリワーク施設しか知らないのですがメンバーの方が「ここはとてもあたたかくて良いところ。座学だけではなくて、いろいろなことをやって楽しめる。」と言っていて、自宅から距離がありましたが、ここでならやっていけるかもしれないと思うことができました。

通い始めの頃は、長い時間をかけて施設に通うだけでも大変で、安定しないことがありましたが、通ううちに職員の方から近道を教えてもらい楽に来られるようにもなりました。
その道は、信号機も少なく山や海があり、今では運転して施設へ行くことが一種の気分転換にもなっています。

今、振り返って思うことは、リトルプラスへ通って良かったと思っています。

休職や離職をしてしまうと、社会とのつながりがなくなってしまうので人との会話も減ってしまいます。
ここに通いだしてからは、自分と同じように体調を崩し休職してしまった人や離職してしまった人がいて、自分は一人ではないと感じられます。
そして、自分一人では寒さに負けて続かなかった散歩も、ウォーキングという活動でグループで続けられるようになりました。
他にも、料理やスイーツ作りをやったり、本は読むだけではなく読書感想文という課題もあります。
私の場合は、読書して自分の中に情報を溜めるばかりしていっぱいいっぱいになっていました。
読書感想文を書くということで、自分の中からアウトプットして整理することができるということを実感しました。
そして、文章にして眺めてみることで客観視することができました。

まだまだ、ここに挙げた以外にもたくさんのプログラムがあります。

薬がどうしても必要なときは飲まなければいけませんが、ここで必要なことを学び、薬以外の方法で治していくことを他のメンバーと一緒に学びましょう。
“罪悪感なく休む”ということはこういうことだと気づけるのではないでしょうか。