プログラム
コンセンサスを得る、その過程
うつ病リワークLittle Plus 青井です。
コンセンサス。意見の一致。
その過程での学びを重視しています。
なんのことかといいますと、リトルプラスのリワークプログラムの一つである、ファシリテーション講座での話です。
ファシリテーター、つまり促進役という立場を体験し、社会、会社に戻った際の即戦力になるようにという目的にそって、このプログラムを運営しています。
月に何度かあるこの講座。
今回も大いににぎやかになりました。
うつ病を経験した研修生が、集団内でのコンセンサスを得るまでの苦労や、得るまでの葛藤、得た後の学び。
色々に学びます。
こんな風に、みなで意見の一致をめざします。
「みんな違ってみんないい」なんて言葉もありまして、それはそれで大切なことなのです。
この”違い”を如何にまとめあげるか。
なかなか大変ですよ。
多数決ではない会議。
そして、皆が納得した結果となること。
大変難しい課題に取り組む訳です。
もちろん、最初から困難課題に挑む訳ではありませんので、ご安心くださいね。
こうした集団でのワークを通じて得ることはたくさんあります。
ワーク終了後の振り返りシートからも、それは伺うことができます。
社会に出てから、就職してから、そして復職してから。
そのスタートから役立つスキルの習得に皆が一生懸命に取り組んでいます。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi