プログラム
休職してから復職しようと思えるまでの、経過と活動内容
今日は12月30日。
本年最後のプログラムは「年越し蕎麦打ち体験」
みんな蕎麦を一生懸命に打ちました。
先日、開催されたリトルプラス第19回学ぶ会で発表があった「休職から復職までの流れについて」をご紹介したいと思います。
掲載許可がでましたので、一部抜粋して記載しておきたいと思います。
7ヶ月間のリトルプラス利用で復職に至ったある研修生の発表でした。
内容は以下のようなものでした。
- 休職から復職目前までの経過
- LittlePlusとの出会いと経過
- 元気が出たきっかけ
- リワークの意義について考察
- 社会復帰に必要だと思うこと
- LittlePlusに来てよかったと思うこと
まず経過として・・・12月から休職して、図書館に通ったりするもなかなか続かず。
5月にリトルプラスに出会い、通所を開始します。
通所開始までにも、何軒かのリワーク施設を検討しましたが、自由さや自然の豊かさ、プログラム内容などを比較してリトルプラス通所に決定したそうです。
リトルプラスでの経過は以下のように。
そんな中、様々なきっかけを掴みます。
受動的だった活動が、徐徐に能動的にできるようになり、積極性も向上してきたそうです。
そして社会復帰に必要だと思うことを、研修生目線でまとめてくれています。
3点、簡素にまとめてくれていますが、とても重要な項目であると思います。
生活リズの安定。自信回復(自己肯定感や自己効力感ともいいますか)。再発予防。
リトルプラスに来て良かったと思うことも以下のようにまとめてくれています。
「なるほどなるほど」と職員も勉強になります。
参考になったのは、リワーク施設の比較検討のスライド。
なぜリトルプラス通所に決めたか、その理由も見えてきます。
各県の施設を比較したからこそのスライドですね。
まとめとして、本人が考えるリワークの意義も話してくれました。
うつ病からの復職・再就職にリワークが果たす役割が一目瞭然ですね。
その他、たくさんの語りがありました。
卒業、つまり復職間際に作ったこのスライド。
この発表を聞いた研修生も復職へのいい刺激になったそうです。
きっとあなたに役立つことがある。
そんな場所リトルプラス。
お待ちしています。
この記事の投稿者
PROFILE
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士
青井 洸
Kou Aoi